不動産を売る時に知っておきたい3つのこと【⭐️ちょっと待った❗️損しないシリーズ】

不動産を売る時に知っておきたい3つのこと

この記事の目次

所有している不動産を売ることを譲渡と言います。

短期譲渡と長期譲渡

不動産の所有期間によって短期譲渡と長期譲渡に区分し税金が変わります。
譲渡した年の1月1日現在で所有期間が5年以下を短期譲渡、5年超を長期譲渡と言います。簡単にいうとお正月が何回来たかと考えると分かりやすいですね。6回来ていたら長期譲渡です。
譲渡所得の税金が2倍ほどの違いになるので譲渡時期を選ぶのは大切です。


②居住用財産の譲渡

最も税金が優遇される軽減税率が使えます。短期譲渡の所得税➕住民税から比べると三分の一ほどになります。所有期間と居住期間の違いを知っておきましょう。マイホームのように自分で住んでいる家を売る場合は居住期間で計算できますが、名義を持ったまま住んでいない場合は所有期間となります。祖父母や父母の不動産を相続などで名義が変わった場合は住んでいない所有期間になる事が多く、この間に賃貸物件としてしまうと税制優遇が受けられなくなります。また、居住者本人が病院や介護施設に入っている場合は居住期間にできます。優遇措置が変わりますので注意が必要です。


③かなりお得な3,000万円の特例制度

所有期間が長期でも短期でも期間に関わらず使えます。ただし相続開始から、或いは転居など本人が居住しなくなった時から3年以内の12月31日までに譲渡しないと3,000万円控除特例が使えなくなります。前年、前々年に同じ特例を受けていると使えません。配偶者や直系血族への譲渡には使えません。税額がゼロでも確定申告が必要です。

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この記事を書いた人

熊木 美樹

インテリアコーディネーター、 二級建築士を取得し設計に携わる。
パッシブ換気研究、住宅性能評価員、木造住宅耐震診断士、宅建士、一級FP技能士CFP® 、相続カウンセル等の資格を取得し、金融と建築の知識を融合したワンストップサービスを行う。
住宅取得者やFP継続セミナー、DVD販売、企業内セミナー、大学講師。
得意分野は資金計画、不動産取引、デザイン店舗設計。
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